大人の矯正歯科

マウスピース型矯正装置には多くのメーカーが存在し、選択するメーカーによって治療の質や適応する症例に差があります。当院では、世界各国で使用されている「インビザライン」を採用しています。これは、多数の医師に認められていることから、その品質と信頼性が高いことを意味します。その他にも、インビザラインには次のようなメリットがあります。

ワイヤー矯正と異なり、インビザラインの材料はポリウレタンというプラスチックです。そのため、金属アレルギーの方でも安心して治療を受けられます。

ワイヤー矯正の場合、月に一度のペースで通院が必要です。しかし、インビザラインは治療開始時に、必要なマウスピースが出来上がっているため、治療計画が立てやすく、お仕事や家事で忙しい方も無理なく治療を続けられます。

当院では、オーソドックスな治療法であるワイヤー矯正にも対応しています。ブラケットにワイヤーを通し、歯に力を加えることで歯並びを整えていきます。マウスピース矯正よりも幅広い症例に対応でき、難症例と呼ばれるケースでも治療可能です。

さらに、ワイヤーを裏側（舌側）に装着して歯を動かす裏側矯正も行っています。一般的なワイヤー矯正は目立ちやすいという特徴がありますが、裏側矯正では目立ちにくく、周囲の視線も気になりません。

部分矯正は、以下のような方におすすめです。
「気になる前歯だけ矯正したい」
「すきっ歯の部分だけ治療したい」
部分矯正は、一般的な矯正治療に比べて短期間で終えられることが多く、費用も抑えられるため、患者さんの負担が少ない治療方法です。

後戻りの主な原因は、リテーナー（保定装置）をしっかり装着しなかったことです。歯には元の位置に戻ろうとする力があるため、リテーナーの着用が不十分だと後戻りが起こります。
当院では、後戻りしてしまった方向けの治療も提供しています。治療費や治療期間について不安を感じている方もいるかもしれませんが、多くの場合、部分矯正と同じくらいの費用と期間で治療が可能です。

矯正治療は歯だけではなく、顎などお口全体のバランスを考えて行う必要があります。当院では、セファロレントゲンやCTを駆使し、精密な診断を行っています。

特にセファロレントゲンは頭部の側面や正面から撮影する特殊なX線写真で、矯正治療前の診断に欠かせない装置です。